管理人・深月のブログです。主に読書や、普段の生活について書いていきたいと思います。
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こんばんは。今日は先日言っていた、今日の新刊で完結の
「霧の街のミルカ」シリーズの紹介を。。
うーん、ホントは10冊くらい続けてほしかったなぁ。というか、今やってるシリーズが
終わったあとから精力的に出して欲しかった・・・。
結構早足だったしなぁ。。面白かったけど^^
「霧の街のミルカ 人形の館と忘れられた花」
一作目。。19世紀初頭のイギリスが舞台です。
マクラウド事務所(職業斡旋所)に所属するミルカが、ある人に依頼され、
名門バクスター家のご令嬢のコンパニオン(話し相手)として
滞在することに。
そこには、執事にしては若い執事・スティーヴン、どこかよそよそしい使用人たち、
そして、赤毛の婚約者の存在・・・。
ミルカは様々な謎に直面し、持ち前の行動力と機転の良さで乗り越えていく。
というような内容でした。
現代に限りなく近いのに、古きよきヴィクトリア時代の文化が残っている・・・
素敵な舞台ですよね。ヴィクトリア朝も好きですが、ここらへんの時代も好きかも。
内容としてはミステリ風味ですね。といっても殺人とか密室とか、そういったお決まりものではなくて。。
この作者の青木さんって、人の中の感情に存在する矛盾とかを表現するのが上手い人だなぁ
と思います。だからこそ、都合のいいだけの人間でなく一人一人個性を持った、登場人物が
描かれる。そう思います。
カラクリ自体は単純でしたが、ミルカもスティーヴンもオシアンも魅力的で良かったかな。
「霧の街のミルカ 円卓の乙女とただひとりの騎士」
二作目。。今回もミルカは色々巻き込まれています。。
バクスター家のコンパニオンを辞めた後、今度はフォクスグローヴ家の令嬢の
コンパニオンに採用される。無事に、男嫌いの令嬢・ローズマリーに認められコンパニオン
となるが、ローズマリーの親友の家に同行したミルカは、そこでバクスター家の執事であった
スティーヴンと再会し・・・。
今回は、ブリテン島の伝説・アーサー王と12の騎士を基にした話です。
けっこうこの伝説って有名ですよね。文学としては12、3世紀に発展したそうです。
こういう史実を織り交ぜながら話を展開するのは、面白いのですが
今ひとつインパクトがなかったかな。
というか、重ねてあるだけでそこまで深い意味はなかったし。。残念。。
この巻の教訓は「夢に憧れすぎると、憧れた分だけガッカリすることもある。」
かなぁ。私も最後の方でアーノルドにむっちゃ幻滅した。。
こういう人って、絶対に周りの人から引かれちゃうんですよね。
一番、ウケたのは所長。。
ちょっと鬼畜過ぎるww手紙燃やすなwwスティーヴンかわいそうだお(;_;)
まぁ所長は好きなんですけどね。計り知れないところが。。
「霧の街のミルカ 帰らぬ王子と初恋の都」
最終巻。今日1時間半という最速で読み終えました。。。
ミルカは事務所の所長・オシアンにデートに誘われたが、内心ではスティーヴンのことが
気がかりであった。そのころスティーヴンは主人・アーノルドの命令で、小国の姫君を
探していた。なんとその姫君はミルカの親友らしく・・・?
3冊の中で一番面白く、構造も緻密だったと思う巻。
でも物足りないなぁ。もっと書いていって欲しかった・・・。
オシアンがミルカの出自を知っている理由、フィオナの侍女・クレアや、
ミルカとフィオナの乳母・スーとの関係、そしてフィオナの初恋の真相・・・
などなど。盛りだくさんで、頭の中で整理するのが大変だった。
オースがオシアンだったのは分かったが、初恋の人の正体が意外だった。。
そりゃ、将来夫になるグレイもかわいそうになるわなww
しかしまぁ・・・ミルカが実は小国の女王の姪だとは・・・・。スッゴイ意外。。
せいぜい没落した貴族の娘だと思ってたのに・・・。それを思わせない、頭のよさと行動力
があるからかな。
所長もだよwホテル王の息子ってwwwこうも揃ってると、花男に見えてくるわww
スティーヴンとオシアン・・・どちらをミルカは選ぶのか分からんかったが。。
なるほどそうくるか、という感じで終わった。
あ、最後の最後にもう一回アーノルドに幻滅したww
「自滅するな」という所長に拍手を送りたくなったww
ハッキリ言って、これで終わるなんて勿体無い・・・と思います。
でもこれからは心機一転「ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」の方を頑張って欲しいです。。
こっちのシリーズは最近鬱展開だったから、それと対照的な「霧の街のミルカ」シリーズで
癒されてたのになぁ・・・。
ではでは。
「霧の街のミルカ」シリーズの紹介を。。
うーん、ホントは10冊くらい続けてほしかったなぁ。というか、今やってるシリーズが
終わったあとから精力的に出して欲しかった・・・。
結構早足だったしなぁ。。面白かったけど^^
「霧の街のミルカ 人形の館と忘れられた花」
一作目。。19世紀初頭のイギリスが舞台です。
マクラウド事務所(職業斡旋所)に所属するミルカが、ある人に依頼され、
名門バクスター家のご令嬢のコンパニオン(話し相手)として
滞在することに。
そこには、執事にしては若い執事・スティーヴン、どこかよそよそしい使用人たち、
そして、赤毛の婚約者の存在・・・。
ミルカは様々な謎に直面し、持ち前の行動力と機転の良さで乗り越えていく。
というような内容でした。
現代に限りなく近いのに、古きよきヴィクトリア時代の文化が残っている・・・
素敵な舞台ですよね。ヴィクトリア朝も好きですが、ここらへんの時代も好きかも。
内容としてはミステリ風味ですね。といっても殺人とか密室とか、そういったお決まりものではなくて。。
この作者の青木さんって、人の中の感情に存在する矛盾とかを表現するのが上手い人だなぁ
と思います。だからこそ、都合のいいだけの人間でなく一人一人個性を持った、登場人物が
描かれる。そう思います。
カラクリ自体は単純でしたが、ミルカもスティーヴンもオシアンも魅力的で良かったかな。
「霧の街のミルカ 円卓の乙女とただひとりの騎士」
二作目。。今回もミルカは色々巻き込まれています。。
バクスター家のコンパニオンを辞めた後、今度はフォクスグローヴ家の令嬢の
コンパニオンに採用される。無事に、男嫌いの令嬢・ローズマリーに認められコンパニオン
となるが、ローズマリーの親友の家に同行したミルカは、そこでバクスター家の執事であった
スティーヴンと再会し・・・。
今回は、ブリテン島の伝説・アーサー王と12の騎士を基にした話です。
けっこうこの伝説って有名ですよね。文学としては12、3世紀に発展したそうです。
こういう史実を織り交ぜながら話を展開するのは、面白いのですが
今ひとつインパクトがなかったかな。
というか、重ねてあるだけでそこまで深い意味はなかったし。。残念。。
この巻の教訓は「夢に憧れすぎると、憧れた分だけガッカリすることもある。」
かなぁ。私も最後の方でアーノルドにむっちゃ幻滅した。。
こういう人って、絶対に周りの人から引かれちゃうんですよね。
一番、ウケたのは所長。。
ちょっと鬼畜過ぎるww手紙燃やすなwwスティーヴンかわいそうだお(;_;)
まぁ所長は好きなんですけどね。計り知れないところが。。
「霧の街のミルカ 帰らぬ王子と初恋の都」
最終巻。今日1時間半という最速で読み終えました。。。
ミルカは事務所の所長・オシアンにデートに誘われたが、内心ではスティーヴンのことが
気がかりであった。そのころスティーヴンは主人・アーノルドの命令で、小国の姫君を
探していた。なんとその姫君はミルカの親友らしく・・・?
3冊の中で一番面白く、構造も緻密だったと思う巻。
でも物足りないなぁ。もっと書いていって欲しかった・・・。
オシアンがミルカの出自を知っている理由、フィオナの侍女・クレアや、
ミルカとフィオナの乳母・スーとの関係、そしてフィオナの初恋の真相・・・
などなど。盛りだくさんで、頭の中で整理するのが大変だった。
オースがオシアンだったのは分かったが、初恋の人の正体が意外だった。。
そりゃ、将来夫になるグレイもかわいそうになるわなww
しかしまぁ・・・ミルカが実は小国の女王の姪だとは・・・・。スッゴイ意外。。
せいぜい没落した貴族の娘だと思ってたのに・・・。それを思わせない、頭のよさと行動力
があるからかな。
所長もだよwホテル王の息子ってwwwこうも揃ってると、花男に見えてくるわww
スティーヴンとオシアン・・・どちらをミルカは選ぶのか分からんかったが。。
なるほどそうくるか、という感じで終わった。
あ、最後の最後にもう一回アーノルドに幻滅したww
「自滅するな」という所長に拍手を送りたくなったww
ハッキリ言って、これで終わるなんて勿体無い・・・と思います。
でもこれからは心機一転「ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」の方を頑張って欲しいです。。
こっちのシリーズは最近鬱展開だったから、それと対照的な「霧の街のミルカ」シリーズで
癒されてたのになぁ・・・。
ではでは。
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